自由な動きを妨げるもの

赤ちゃんの動きを妨げるものが無い環境を作りましょう

閉じ込めるもの、縛り付けるもの、あるいは赤ちゃんの動きを制限するものは、成長の邪魔となります。これらを使えば、確かに赤ちゃんを座らせたり、立たせたり、歩かせたり、ジャンプさせたりはできますが、赤ちゃん自身の努力で、発達の一段一段のステップを獲得していくことにはなりません。

  • ベビーサークルは半径5フィート(約1.5m)に赤ちゃんの動きを制限してしまい、またそこ玩具が溢れていると、赤ちゃんの空間はもっと狭くなってしまいます。
  • 歩行器は赤ちゃんがまだ歩く準備が整う前に歩かせてしまいます。これは、這うーその後に歩く、という本来、歩行に至るために必要な練習をしたいという気持ちを妨げてしまいます。
  • ベビージムは固定されていて動きませんが、赤ちゃんをプラスティックの玩具で囲み、仰向けの姿勢に固定し、本来赤ちゃんが必要とする動きの練習ができません。
  • ベビーバウンサーは、赤ちゃんがジャンプするために必要な粗大運動が発達する前に、ジャンプする経験を与えています。赤ちゃんはこの動きが好きかも知れませんが、ベビーバウンサーを使っている時間は、自発的な自然な動きを全くしていないことを心に留めておきましょう。
  • 赤ちゃんが車のチャイルドシートに縛りつけられている時間を減らす方法を考えましょう。