ひとりで着替えられる衣服
着脱
靴の脱ぎ方
サンダルの履き方
子どもにとって着やすい衣服を用意しましょう
- 衣服はシンプルで着やすい物、例えば、サッと上から被って着れるようなTシャツや、ウエスト部分がゴムでゆったりとしたスボン、ジッパーやマジックテープやスナップボタンなど、子どもが自分で出来そうなタイプの物を用意します。ひとりで着替える事を始めたばかりの子どもには、リボンや小さ過ぎるボタンは難しいので避けましょう
服の着かたを見せてあげましょう
- 子どもが見て理解しやすいように、一つ一つの動作をゆっくりと、簡単なステップに分けて見せてあげましょう。
- 努力してこそ自分でできるようになるので、少し子どもが悪戦苦闘していても、見守ってあげましょう。
- 自分でやってはみたものの、上手く出来なくて癇癪を起こしそうになっていたら、その子が出来ない部分だけ手助けして、全部代りにやってしまわないようにしましょう。引き続き、次のステップは自分でやらせてあげましょう。少しづつ、ぜんぶ自分で出来るようになります。
靴下の履き方
- 自分の靴下を用意し、素足で床に座る。
- 「今から靴下の履き方を見せるね」子どもはじっと見る時もあれば、全く興味を示さない時もあります。子どもの選択を尊重しましょう。
- まず、両手の親指を片方の靴下に入れ、靴下を左右に大袈裟に(引っ張って)広げて見せます。
- 親指で靴下を持ったまま、靴下の穴に足の指を入れる。
- 足先からくるぶし、足首へと、靴下を段階的に少しずつ引っ張り上げます。
- もし子どもの興味を惹くことに成功したら、今度は見た事を子どもが真似する番です。
- 一度見せたから、はい終わりではなく、子どもの興味に従い、数週間、数ヶ月にわたり続けます。
靴の履き方の手順
- マジックテープを剥がして開ける。
- ベロ(ストラップ)を持ち上げる。
- 足を入れやすいように靴を広げる。
- 足を入れる。
- ストラップを閉める。
待ってあげましょう
- 大人が簡単に出来る事でも、自分の身体のコントロールが出来るようになったばかりの子どもにとっては、まだまだ難しく時間がかかってしまいます。ひとりで出来るように、充分に時間を取って待ってあげましょう。