活動例
机を拭く:
- 棚の低い位置に必要な物を並べておきましょう。例えば小さなネルの布、使用後の汚れたネルを置く場所、またはカゴなどです。
- できるだけ言葉がけを減らしましょう。大人が話すとき、子どもは口元を見ますが、本来は手を見てもらいたいのです。
- 汚れた机を見つけたら、大人は子どもの背の高さに合わせ低くなりましょう。
- 台拭きで左から右へゆっくり拭く方法を見せましょう。
- もし子どもが手元を見なくなったら、拭いた後の台拭きの汚れ具合を見せて子どもの注意を引いてみましょう。
- 長くは見ていられないので、関心が薄れてきたなと感じたら、直ぐに子どもに台拭きを渡し交代しましょう。
- 汚れた台拭きをカゴに入れる。
- 机を拭いてみようと誘ってみましょう。
- 子どものそばにいましょう。中断したり、コメントをしたり、訂正せずに、本人のペースで好きなだけ作業をさせましょう。
一つの活動が成功したら、他の活動にも誘います。子ども用の椅子にしっかりと座れるようになったら、小さなボウルに少量の水を入れ、ジャガイモと清潔な爪ブラシを用意します。爪ブラシでジャガイモをこするところを見せたら、子どもの様子を見ながら大人は料理に戻ります。子どもがそのジャガイモを洗い終わったら、新しいジャガイモと交換します。
他にもこんなことを紹介できます:- 水を張ったボウルでいちごを洗う
- 豆のさや(皮)むき
- レタスを食べやすい大きさにちぎる
- バナナの皮をむき、小さなバターナイフでスライスする
- みかんの皮むき
- 大人は大人サイズの泡だて器を使い、子どもは子どもサイズの泡だて器を使って卵をかき混ぜる
お洗濯のどの段階にも、子どもが参加することができます。
- 汚れた衣類が入っているカゴを、洗濯機まで運ぶ
- きれいになった洗濯物を寝室に運ぶ
- きれいになった洗濯物を子どもの低いベッドに置く
- 子どもと一緒に服を片付ける
- 洗濯ばさみの使い方
- 子どもの背の高さに張った洗濯ロープに洗濯物を干す方法
- 衣類の乾き具合の確かめ方
- 洗濯ばさみを外してカゴに入れる方法