子どもと会話しましょう

子どもの言葉が豊かになるような環境を用意しましょう

  • 動物園、公園、遊び場、近所の家、洗車場、スーパー、図書館など、語彙の拡充のために外に出かけましょう。外に出て道を歩いていると、一時停止の標識、横断歩道、樫の木、タンポポ、配達のトラック、カーブなどを目にするかもしれませんね。

語彙拡充のチャンスを逃さないようにしましょう

  • 例えば、「どうやって滑り台から落ちたの?」などや、「なんでおじいちゃんはそんなに喜んでいたの?」のようなオープンエンドの質問から会話に結びつけましょう。何、いつ、どこで などの質問は、子どもが質問の仕方や、更に長い会話の仕方を学ぶのに役立ちます。
  • ご自身の専門分野や趣味で使っているような専門用語なども、敬遠せずにどんどん使うようにしましょう。生物、音楽、芸術、科学、数学、健康などの用語は、幼い子どもにとって魅力的な言葉です。例えば、「鳥」がわかるようになれば、「カモメ」「クロツグミ」「スズメ」などの固有名詞を楽しむことができるでしょう。
  • 本だけに頼るのではなく、今日起きた出来事をストーリー仕立てにしてみるのも良いでしょう。「今日は、起きてから緑のズボンと恐竜のシャツにお着替えして、歯磨きをして、それから...」子どもは、このような単純な1日の出来事を、ベッドタイムストーリーとして聞くのも大好きです。
  • お子さんにもお話をしてもらいましょう。「ビーチで波と追いかけっとしてたわよね、波の先端が白い泡状になって、その後どうなったか覚えてる?」その時の写真があれば、それを一緒に見せてあげると、お子さんもそのことについて話がしやすいでしょう。

会話の時間をつくりましょう

  • 2歳から3歳の子どもになると、家庭の先に広がる外の世界に目を向けるようになります。近所を散策したり、お出かけをして、社会的な経験をさせてあげましょう。自分の気持ちを言葉で表現出来るようになると、会話が弾んで、より長い会話が可能になります。乗り物、果物、鳥、花など特定な物に惹かれ、興味を示します。子どもたちは、大人の興味に影響を与えます、そして私たちが本当に子どもたちのニーズに耳を傾けるとき、それは私たちが成長し、子どもの興味のある分野の特定の言語について、もっと学ぶために時間をかける機会です。